かっさ(刮痧)で、からだのセルフケア

かっさ(刮痧)療法って、ご存じですか。
古くから伝わる中国の民間療法で、『鍼(はり)をつかわない鍼治療』と言われたりしています。
やり方はシンプルで、腫り(はり)や浮腫(むくみ)が気になる箇所に潤滑剤となる油を塗り、板状のもので軽く数回擦るだけ、
1週間から10日に一度、やり続けるとその効果が実感できます。
ご家庭でなさるときは、身近にあるものを使えば大丈夫。
乳液やベビーオイルを肌に塗り、中国の家庭でやっているように中華料理で用いる陶器製*のスプーン(れんげ)を使えばできます。
当院で体験し、やり方や注意することを覚えて、手軽な健康法として生活に取り入れてみてください。
 *木製のものは、折れたり、ささくれがあると肌を傷つけます。プラスチック製や金属製は、肌への刺激が強すぎます。

2019年04月02日